「アダルトな女たち」
8月1日~5日 赤坂レッドシアターにて上演 企画・脚本・演出=江頭美智留 出演=セクシー寄席 他 *日替わりゲスト出演男性 8月1日(水) 中村優一 8月2日(木) 清水順二(30-Delux) 8月3日(金) 三上真史 8月4日(土) 河合龍之介 *昼夜公演とも出演 8月5日(日) 黒田アーサー*昼夜公演とも出演 各種プレイガイド及びWAHAHA本舗にて発売中 「アダルトな女たち」チラシ表 拡大はこちら 「アダルトな女たち」チラシ裏 拡大はこちら WAHAHA本舗 公式サイト セクシー寄席 オカンへの手紙風 日替わりブログ セクシー寄席 愛の劇場 DHE株式会社 (旧デジタルハリウッド・エンタテインメント) カテゴリ
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骨は英語で「ボーン」という。 「まゆ毛ボーン」というギャグがある。 ナイスバディーの女の体を「ボン・キュッ・ボーン」と言う。 「ボーン」とはいづれも、前に前にボーンと突き出す感じが強いニュアンス。 だからこちら側は、それ以上前に出られない空気を察し おとなしくしておかなければと思わせる威厳があるとは思わないか。 それは無条件にひれ伏す感じ。 ワサビのツンとした感じには、たちうち出来ない無抵抗さに似ているのである。 しかしながらその「ボーン」をいとも簡単にぶち抜いた存在があった。 それは「ドーン」なのである。 擬音が多いのでいささか幼稚な空気が漂うが、冷静に耳をすませていただきたい。 「ドーン」は腹の底から響いてくる力強さがある。 すなわちドーンには、計り知れない強さと深さと揺ぎ無さがあるのである。 ドーン推奨委員会の私としてはここは断固として譲れない。 どーんと酔っ払っているのでく、どくなりすぎないうちに本題に入る事にする。 私が東京に移り住んだ十数年前の事。 当時、新宿が大好きで、用も金もないがあちこちうろついていた。 ふいにトイレに行きたくなり、サブナードのトイレに駆け込むと、鏡を覗きながら メイク直しをしている女性が一人。 さほど気にも留めず用を足し手を洗いに戻ってくると、先ほどの女性は まだメイクをなおしているではないか。 気になってじっくり見てみると・・・ まゆ毛が3センチくらいの太さにかかれており、それでもなおかつ その女性はまだまだまゆ毛を書くことを止めないのである。 田舎から上京したての私はこれが東京なのかとびっくりしたが これが東京なはずは絶対にないとすぐさま思い、更に女性をじっと見つめる事にした。 私の視線を気にする事なく女性はまゆ毛カキカキを続行している。 まゆ毛だけでなく神経も図太い様だ。 当時はアムラーとかなんとかで、まゆ毛は細くなっていくのが正しいという風潮の中 その女性はこれからコントでも始めるかのごとく太く濃ゆくなっていくではないか。 まさにまゆ毛ドーンである。 結局、太さも濃さも変わらない所までは見守ったがその後、大きな変化は 期待出来ないと判断し、私はその場を後にした。 その女性があんな顔でどこへ繰り出すのかまで見届けたかったが 当時の私は普通のOLであった為、そこまでのねばり強さはなかったというか 早く飲みに行きたかったというか飲みたかったのである。 今となっては残念でならない。 後にも先にもあんなまゆ毛ドーンな女には出会っていない。 あからさまにボーンとアピールしたものにはよくでくわすが ドーンとしたものにはそうそう出会えていない気がする。 だからこそ「ドーン推進委員会」の私としては ドーンとした何かを追いかけずにはいられない。 そしてドーンとした女になりたいと思ってやまないのである。
by onnatachi
| 2007-05-01 23:05
| 矢原加奈子
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